輝きを求めるなら3Excellentのダイヤモンド
ダイヤモンドの輝きを求めるなら、3Excellent(トリプルエクセレント)のダイヤモンドを選びましょう。
カットが素晴らしいので、ダイヤモンドからの反射光がたくさん見えるので、キラキラとキレイに輝くのです!
ハート&キューピッドよりも輝きますので、ダイヤモンドを購入するときに、輝きを一番優先するのであれば、カットが3Excellentのダイヤモンドを選びましょう。
ダイヤモンドのCut(カット)
ダイヤモンドの評価のCut(カット)とは、ダイヤモンドの形を評価しているのですが、ダイヤモンドの4Cの中で、唯一、人の手によって左右されるグレードです。
カットが優れているダイヤモンドは、そのダイヤモンドが持つ最大限の輝きがあります。
カットの評価は、上から順に「Excellent」「Very Good」「Good」「Fair」「Poor」となります。
カットの評価が下がれば下がるほど、輝きが少なくなっていきます。
ダイヤモンドの輝きは、ダイヤモンド表面の輝きもそうですが、ダイヤモンド内部に入り込んだ光が反射することで、キラキラと輝くのをご存知でしょうか?
ダイヤモンドのカットが優れていれば、内部に入った光が効率よく反射されるので、「Excellent」が一番よく輝きます。
現在、一般的な形のラウンドブリリアントカットのダイヤモンドは、数学的に計算された58面にカットされた形状です。
この形状にすることで、ダイヤモンドの中に入ってきた光を、効率よく反射させることができます。
カットが「Excellent」なのは、光を反射させる理想の形状になっている、ということなのです。
カットグレードには、「ポリッシュ」(研磨状態)と、「シンメトリー」(対称性)というのもあって、この2つもカットグレードに影響します。
ポリッシュもシンメトリーも5段階の評価で、「Excellent」から「Poor」まであります。
ポリッシュは、ダイヤモンドのカット面の研磨状態の評価なのですが、研磨が甘いと反射がぼやけてしまいます。
シンメトリーは、ダイヤモンドのカット面の位置やバランスの評価で、シンメトリーが悪いと、ダイヤモンド内部に入り込む光の方向がバラバラになってしまいます。
ダイヤモンドのカットが3Excellentということは、カットの総合評価がExcellentで、研磨状態がExcellentで、対称性がExcellentという、理想的で正確性の高いダイヤモンド。
つまり、輝きが非常にいいダイヤモンドになります。
3Excellentはハート&キューピッドになる?
ハート&キューピッドとは、特殊なスコープでダイヤモンドを見たときに、左右上下対称のハートや矢の形に見えるダイヤモンドのことです。
正確にカットされていないと、ハート&キューピッドは現れないのですが、実はカットグレードがExcellentでなくても、ハート&キューピッドは現れるのです。
ダイヤモンドの尖っている部分が、理想的な形状よりも、長すぎたり短すぎたりしても、ハート&キューピッドは現れます。
逆に、3Excellentであっても、ハート&キューピッドが現れないダイヤモンドもあります。
ですので、3Excellentとハート&キューピッドは別物であると考えましょう。
とはいうものの、3Excellentのハート&キューピッドもあります。とても希少ですので高価です。
ハート&キューピッドにこだわりすぎると、ダイヤモンドの輝きを落とすことになります。
カットがGoodやFairでハート&キューピッドがあったとしたら、ダイヤモンドの輝きがいまいちに感じるかもしれません。
とっても素敵でロマンチックなハート&キューピッドですが、輝きを一番優先と考えるなら、カットが3Excellentを選ぶのがいいでしょう。
もし予算に余裕があれば、3Excellent+ハート&キューピッドのロマンチックなダイヤモンドもいいでしょう。
まとめ
ダイヤモンドの一番の魅力は、キラキラとした輝きです。
その輝きを第一に求めるなら、カットが3Excellentのダイヤを選びましょう。
もちろんクラリティーも関係してきますが、カットが3ExcellentでクラリティーがSIクラス(肉眼で内包物が見えない)でも充分に輝いたダイヤモンドです。
購入するときは、カットは9段階と考えたほうがいいかもしれません。
「3Excellent ハート&キューピッド」「Excellent ハート&キューピッド」「Very Good ハート&キューピッド」「3Excellent」「Excellent」「Very Good」「Good」「Fair」「Poor」となる感じです。(評価の高い順ではありません)
ハート&キューピッドのダイヤモンドは、自己満足な感じがありますが、営業トークで最高のダイヤモンドという説明があると思います。
確かに高価なのでそう思いますが、ハート&キューピッドのダイヤモンドを肉眼で見てもハートと矢は確認できませんし、ダイヤモンドが暗く見えるものもあるので、輝きを一番優先で考えた場合は、カットグレードで考えたほうがいいでしょう。
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