キュービックジルコニアはダイヤモンド?
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テレビ通販や、ネット通販などでよく見る、ダイヤモンドに似たキュービックジルコニア。
CZ(シーゼット)と表記していたりもします。
キュービックジルコニアは、人工的に作られた人工石です。
ダイヤモンドは、ほぼ炭素で出来ていますが、キュービックジルコニアは二酸化ジルコニウムで出来ています。
両者の見た目はほとんど同じですが、中身は全くの別物です。
キュービックジルコニアとは
キュービックジルコニアは、ダイヤモンドに似ているため、ダイヤモンドの代用品としてファッションの装飾品によく使われています。
価格もお手ごろですし、ダイヤモンドのように透明感があり、キラキラと輝くので人気があります。
キュービックジルコニアは価格の安さに魅力があります。
これにより、ダイヤモンドとの使い分けができます。
特にピアスのダイヤモンドは、知らない間に紛失してしまうことがあります。
失くしたら相当なダメージがあり、落ち込んでしまいます。
大切な方からのプレゼントだったり、高額なダイヤモンドだったりしたらなおさらです。
そこで、賢い方はそうならないように、普段はキュービックジルコニアのアクセサリーを着けて外出して、結婚式やデートなどの特別なときはダイヤモンドを着けるという使い方をする方もいらっしゃいます。
アウトドアが好きな方や、旅行に行くときなどにキュービックジルコニアはいいでしょう。
アウトドアで、装飾品を着ける方はそういないと思いますが、オシャレは外せないという方には最適です。
また、海外に旅行に行って紛失したり、盗難に遭ったりしても、ダイヤモンドを盗られるよりはまだマシです。
一部のネット通販ショップでは、「CZダイヤモンド」という表記をして、低価格で販売していますが、これは天然のダイヤモンドでも人工のダイヤモンドでもありません。
そもそも、キュービックジルコニアダイヤモンドというものはないのです。
キュービックジルコニアであれば、二酸化ジルコニウム製の人工石であり、ダイヤモンドであれば炭素製の天然石なのです。
キュービックジルコニアを探している方は、販売店に確認したほうがいいでしょう。
また、ダイヤモンドを探している方は、炭素製の天然ダイヤモンドかどうかを販売店に確認しましょう。
確認するのが面倒であれば、価格を見て格安であり、なおかつ「cz」の文字が入っていればキュービックジルコニアと判断してもいいでしょう。
キュービックジルコニアの特徴
キュービックジルコニアの特徴は、とにかく透明度が高くてスッキリとしています。
不純物がほとんど入っていないので、無傷あるいは微小な傷で、拡大して見ても内包物がないのです。
カラーも基本的には無色です。
ダイヤモンドの4Cでいうと、カラーは「D~F」、クラリティーは「FL~IF」なのです。
重さは少しあります。
ダイヤモンドと比べると同じ体積で1.7倍重いのです。
1ctのダイヤモンドは0.2gですが、1ctサイズのキュービックジルコニアは0.34gです。
反射する光もダイヤモンドとは違います。
キュービックジルコニアはプリズム効果が高いので、反射した光がダイヤモンドよりも虹色にキレイに輝きます。
角度を少しずつ変えて見るとわかりやすいです。
硬さはダイヤモンドより少し柔らかいので、割れたり欠けたりすることもあります。
また、カット面同士のつなぎ目が丸みを帯びたようになって、カクッとしたエッジが利いていないのが特徴です。
スワロフスキージルコニアの人工石
まとめ
キュービックジルコニアの見た目は、ダイヤモンドに匹敵するのでとても魅力があります。
見る人によっては、ダイヤモンドと間違えてしまうこともあるでしょう。
透明感があって、内包物が見えない、キレイなキュービックジルコニアは、人工石ならではの魅力があります。
価格が安いので、手に入れやすいのもいいですね。
低価格のダイヤモンドは、内包物が肉眼で見えて濁って見えるものがあります。
そういうダイヤモンドなら、透明感があって濁りのない、キュービックジルコニアのほうを好む方もいらっしゃいます。
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