婚約指輪のリメイクをお考えのあなたへ!
祖母、母親と代々受け継がれてきた婚約指輪をリメイクして、お嫁さんに婚約指輪としてプレゼントすることがあります。
婚約指輪をリメイクすることで、現代風のデザインに生まれ変わるので、お嫁さんも嬉しいですし、代々受け継いできた祖母や母親も喜びます。
新しい婚約指輪を購入するよりも、予算を抑えることもできるのです。
婚約指輪のリメイクとは
婚約指輪のリメイクは、ほとんどの場合は、ダイヤモンド以外の貴金属部分をリメイクします。
リメイクは2つの方法があります。
ひとつめは、今ついている貴金属部分を下取りして、好みのデザインのリングを新たに作って、ダイヤモンドをセッティングする方法があります。
予算に余裕がある方は、サイドダイヤモンドを追加して、よりステキな婚約指輪に仕上げることもできます。
ふたつめは、リメイクする婚約指輪の貴金属を再利用する方法です。
貴金属をダイヤモンドから外して、好みのデザインのリングに作り直します。
このとき、デザインの都合でプラチナなどの貴金属が不足してしまう場合は、同じ金属を追加して作ります。
この方法は、外した貴金属を溶かして作り直すので、熟練の技術と手間と費用がかかります。
すべての貴金属を再利用するので、「受け継ぐ」ということができる方法です。
ただ、これをできるお店は限られるので、入念な下調べが必要です。
デザインはそのままでいい、というお嫁さんなら、サイズ直しだけで済む場合もあります。
ブランドものの婚約指輪は、リメイクしてくれないことがあります。
ダイヤモンドとリングのトータルデザインに価値があるという考えから、リメイクを受け付けてくれないこともあります。
ダイヤモンドはリメイクしないの?
婚約指輪に付いているダイヤモンドはリメイクしません。
ダイヤモンドは、地球上で一番硬い物質なので、基本的にキズが付くことがないのです。
ただし、ダイヤモンド同士が擦れたりすると、傷ついてしまうこともありますが、大切な婚約指輪ですので、粗末に扱ったりずさんな保管はしていないはずです。
そんな大切な婚約指輪を、祖母や母親は特別なときにしか着けなかったと思います。
ですので、ほとんど使用感や汚れはないでしょう。
もしダイヤモンドの汚れが気になるようでしたら、宝石店でクリーニングしてもらうといいかもしれません。
婚約指輪のリメイクはサムシング・フォーのひとつ
サムシング・フォー(Something Four)とはヨーロッパでの「おまじない」です。
欧米では、結婚式当日に4つのものを身につけると、幸せになるというおまじないがあります。
そのサムシング・フォーのひとつである、サムシング・オールド(Something Old)は、「なにか古いもの」なのですが、先祖から受け継がれてきたジュエリーなどの財産です。
このサムシング・オールドが祖母や母親から受け継いだ婚約指輪になります。
代々受け継がれてきた婚約指輪を、結婚式当日に身につけると、これから始まる新生活を幸せに送れるという「おまじない」がかかります。
婚約指輪を現代風にリメイクして、お嫁さんにプレゼントすれば、お嫁さんも大変喜びますし、母親も祖母もきっと喜ぶことでしょう。
サムシング・フォーの「おまじない」というよりは、それぞれの幸せへの思いが詰まった縁起のいい婚約指輪と考えてもよさそうですね。
まとめ
婚約指輪のリメイクは、代々受け継いだ婚約指輪を、現代風にステキによみがえらせるので、お嫁さんも大変喜びます。
もし、お金のことで遠慮して、婚約指輪はいらないと言っているのであれば、婚約指輪のリメイクのことを教えてあげて、母親が婚約指輪を受け継いで欲しい、ということを伝えれば、きっとお嫁さんは喜ぶと思います。
リメイクの予算を抑えたいのであれば、今ついている貴金属部分を下取りしてもらって、既製品のリングにダイヤモンドを付け替えるといいでしょう。
予算に余裕があれば、セミオーダー、フルオーダーにしてもいいでしょう。一番予算と期間がかかるのが貴金属を再利用する方法です。
いずれのやり方でも、複数のお店で見積もりを出してもらって、じっくり検討することをオススメします。
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